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裏庭の鶏

映画と本と、時々舞台

『超高速!参勤交代 リターンズ』 感想

映画

 なんだろう。続編だからどうかなって思って期待値下げて見たのにあまりに面白くなくて悪い意味で期待を裏切ってきたな、と。佐々木蔵之介がかっこいいことだけがせめてもの救いだった。キャラクターではなくて、佐々木蔵之介が、かっこよくてよかった。

 以下、辛口になってしまうと思います。あとネタバレもあります。ご了承ください。

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 あまりにもひどすぎたので動揺しています。前作を見た時はお金がない中でなんとか人数を誤魔化しながらも参勤交代を成し遂げるコメディで少し人情話のようなパートやチャンバラシーンがあったりとバランスよく楽しめたのですが……。今回はチャンバラメインにしたいのか人情話にしたいのかコメディにしたいのか、バランスが悪いように思えました。
 前作のようなコメディが少な目だったのでそれを求めていたら結構ガッカリしてしまいました。

 そして何より人情話のようなコメディなしのシーン、粗が目立ちすぎててストレスが(-_-;)
 例えばお咲が村人から受け入れられているシーン、ご都合主義だなあと思ってしまいました。もっと説得力のある理由がほしかったなあ。わざとらしく受け入れられているのがなんとも……。せめて一般人がひれ伏すぐらいのカリスマがあればよかったのかなと思います。
 そして1000人対7人。いくらなんでもそれはない。敵に囲まれながら「お前、ここで暮らさねえか」という内藤。思わず「はあ?」と声が出そうになりました。本気で意味がわからない。この辺りから佐々木蔵之介のかっこよさだけに集中しないと見れたものじゃなかったのに佐々木蔵之介に首を傾げることになろうとは…(-_-;)
 あと知念くんのドリルの矢は笑うところだったんでしょうか。

 全体的に首を傾げていたし、時にはストレスさえたまってしまいました。ここ最近見た映画の中ではぶっちぎりに面白くなかったのですが、前作が面白かっただけに怒りさえ湧いてくる。
 とはいうものの、劇場内には笑いも起こっていたので好みによるのかもしれません。コメディ映画って難しい。

スタッフ
監督:本木克英
原作・脚本:土橋章宏
製作総指揮:大角正
音楽:周防義和
美術:倉田智子